目次
作品概要
リーアム・ニーソンが悪の組織から家族を守る無敵の父親に扮した人気サスペンスアクション「96時間」のシリーズ第3作。
愛する家族の命を狙う犯罪組織を壊滅させた元CIA工作員ブライアンは、幸せな暮らしを取りもどそうとした矢先、元妻レノーアを何者かに殺されてしまう。
元妻殺しの容疑者として警察からも追われる身となったブライアンは、娘キムを守るため、そして真実を暴いて復讐を果たすため、並はずれた肉体と頭脳を駆使して黒幕探しに奔走する。
元妻レノーア役をファムケ・ヤンセン、娘キム役をマギー・グレイスが続投し、「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィテカーが新たに参加。
前作「96時間 リベンジ」のオリビエ・メガトンが引き続きメガホンをとり、前2作も手がけたリュック・ベッソンが製作と脚本を担当した。
この作品のココが見どころ
最強すぎるオヤジ
リーアム・ニーソン演じるブライアンが前作・前前作に引き続き鉄人っぷりを発揮する。
鉄人といえば、ランボーのシュワちゃんや、沈黙シリーズのセガールを思い浮かべるのですが、それとはまた異なったクールな鉄人っぷり。
なぜそんなことが出来るの?とかこまけえことはいいんだよ。
類まれなる状況判断
自分の持つ実力をきちんと認識し、状況と照らし合わせ”今何をしないといけないのか”を正しく認識し
冷静に任務を遂行していく。
そんな冷静かつ大胆な所業とリーアム・ニーソンとの相性はバッチリ。
この映画を見て、個人的に感じた事
ここからは若干のネタバレが入る可能性があります。
常に冷静に考えろ
今、自分がなぜその状況に追いやられているのか。
そして、今何をしなければならないか。
ということを常に冷静に見定め、自分が取るべき行動を取る。ということが非常に重要になるかと考えた。
しょっぱなブライアンが警察に捕まってしまったら、そのままハメられて「完」 だったわけで、
まずは違法であれ、自己解決出来る力を持っているのであるから自分が自由に動ける状況確保に走る。
その後、背景を考え、黒幕へ迫っていく。
初期の選択で自由だったからこその択である。
仲間の大切さ
いかにブライアンが鉄人であっても、自分ひとりの力ではここまで早く事件を解明することは難しかったであろうし
娘への接触も難易度が高かったと思う。
表向きは「殺人容疑者」であっても、きちんと信頼してくれる「仲間」があってこそのスピーディさであったのではないか。
総評
シンプルなアクションものでありながら、毎回きちんとストーリーが作りこまれている。
テクノロジーと確かなアクションで黒幕を追い詰めていく構成は圧巻。
もはや「96時間」は何も関係のない数字となってしまったが、アクション面や警察とのやり取りなど非常に楽しめる作品。
個人的にリーアム・ニーソンが好きなので、評価甘めですw
満足度:3.6 / 5.0